SES営業は”クズ”なのか?そうならない為のポイントを解説

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こんにちは。“SES営業マン”です

SES営業として働いて、今は経営管理に携わっています。

この記事では、SES営業の初心者向けに、SES営業はクズと言われることがある。そう言われるのは正直しんどい。続けていても大丈夫?という不安や疑問を解消します。

SES営業について調べると、「クズ」「やめておけ」「キツい」といった、ネガティブなワードが出てくるので、「大丈夫なのかな?」と不安になるかと思います。

結論は、心配しなくても大丈夫です。理由としては、「クズなSES営業」もいれば「クズじゃないSES営業」もいるから。

そして、どちらのSES営業になるかは、自分次第。クズなSES営業にならないためのポイントを、詳しく解説していきます。

目次

SES営業はクズ!と言われる理由

残念ながら、実際に「SES営業はクズ」と思われていることはあります。特にエンジニアからの評価になります。

その理由は、以下のとおりです。

  • エンジニアの要望を軽視する
  • 技術に対する理解が不足している
  • コミュニケーションが不十分

それぞれ詳しく解説していきます。

エンジニアの要望を軽視する

業務内容やキャリアパス、就業形態や就業場所など、営業担当者がエンジニアの要望に配慮せず、売上などの販売目標のみを重視することでトラブルが生じる可能性があります。

エンジニアの要望を丁寧にヒアリングしつつ、エンジニアとしては「やらせて欲しい」という案件やプロジェクトに提案、参画できる努力を怠らないことが重要です。

技術に対する理解が不足している

技術的な知識が不足していることから、顧客から適切な要件をヒアリングできなかったり、エンジニアのスキルを正確に把握できないため、トラブルが起きることがあります。

SES営業のなかには、「技術について知らなくてもOK」という認識を持っている人もいますが、顧客とエンジニアの両方を考えるなら、最低限の技術知識を理解しておくべきです。

コミュニケーションが不十分

営業とエンジニアの間で情報や要件の伝達に問題が生じる場合があります。

営業担当者が顧客とのコミュニケーションを不十分に伝えたり、エンジニアが要件を正確に理解できなかったりすることがあります。

これにより、プロジェクトの目標や期待に対する認識のずれが生じ、トラブルが発生する可能性があります。

以上のようなことが原因となり、エンジニアからの不満を買い、「SES営業はクズ」という評価を受ける場合あります。

ただし、このような良くないSES営業ばかりではありません。

クズの評価を受けるとどうなるか?

エンジニアから「あのSES営業はクズだな」という評価を受ければ、

  • 仕事がやりずらくなる
  • 営業成果にも悪影響を及ぼすことになる

ということが起きてきます。

ただし、ここは注意が必要で、すべてのエンジニアから良い評価を得る必要はない!というこです。

そもそも、全員から良い評価を得るのは不可能と割り切りましょう。

そして、評価を得るべきは、能力の優秀なエンジニアや、誠実に頑張ってるエンジニアです。

これらのエンジニアから「クズだな」と思われないことが重要です。

つまり、中途半端に不真面目にやっているエンジニアからは、評価を得る必要はなく、クズと言われても気にしないことです。

クズと言われないSES営業に必要なこと

エンジニアからも評価される、良いSES営業には、以下のような要素が求められます。

  • エンジニアを大切にする
  • 技術的な知識と理解する
  • 十分なコミュニケーションをとる

それぞれ詳しく解説していきます。

エンジニアを大切にする

これが最も重要なことで、営業職という立場上でいえば、顧客を第一に考えるべきですが、エンジニアに対しても同等に考えることが重要です。

では具体的にどう大切するべきか?出来る限り、エンジニアの要望に応える努力をすることです。

営業の都合だけで、エンジニアの望まないプロジェクトに、強引に参画させてはいけません。

技術支援というサービスをおこなうのはエンジニアであり、そのためには、エンジニアと良好な信頼関係を構築すべきです。

技術的な知識と理解

SES営業は、提供するソリューションやサービス、エンジニアの保有するスキルに関する基本的な技術的な知識を持つ必要があります。

技術知識を持つことで、顧客とのコミュニケーションや要件の把握がスムーズに行えます。

また、顧客のニーズに対して適切な解決策を提案するために、エンジニアと連携しながら技術的な課題や制約について理解を深めることも重要です。

技術知識が無いと、顧客からの要件を、ただエンジニアに丸投げする形になるので、エンジニアとしても負担になることがあります。

十分なコミュニケーションをとる

SES営業は、顧客とエンジニアとの間で円滑なコミュニケーションを確保する役割を果たします。

効果的なコミュニケーション能力を持つことで、顧客の要件や課題を正確に把握し、それをエンジニアに適切に伝えることができます。

また、技術的な情報を非専門家にもわかりやすく伝えるスキルも求められます。

技術的な知識を身につける方法

エンジニアのような実務的なレベルまでは必要ありませんが、基礎的な技術知識を身につけるのが、望ましいです。

身につける方法は、以下のとおりです。

  • 関連書籍を読む
  • エンジニアと情報交換をする

それぞれ解説していきます。

関連書籍を読む

本は必ず読むようにしましょう。おすすめ本を紹介しておきます。

著:日経SYSTEMS
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若手のITエンジニア向けの内容なので、技術に関する基礎的な内容を網羅しています。

エンジニアと情報交換をする

社内・社外に限らず、エンジニアと積極的にコミュニケーションをとっていきましょう。

会話をしていると分からない内容が出てくるので、すぐにネットで調べて理解を深めていきましょう。

技術知識を深めつつ、エンジニアとの信頼関係構築にもつながるので、特におすすめです。

SES営業に転職する方法

未経験からSES営業に転職する方法は、以下のとおりです。

  • 転職支援サービスに登録する
  • 複数の求人企業に申し込む

直接、募集している企業に申し込む方法もありますが、情報収集も兼ねて、まずは転職支援サービスを使うのがおすすめです。

以上です。

この記事を書いた人

商社営業からSES営業へ転職*SES事業会社の経営管理支援もおこなう*SES営業のスキルとキャリアに関する情報を発信

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